【 EVENT 】6/5.6.7.12.13.14 雑司ヶ谷
サイズ 横19約cm×奥行約11cm×高さ約19cm(持ち手含む)
内容量 400ml
インド北東部・ロンピ村(Longpi Village)の伝統的な技法で作陶を続ける陶芸家の手によってつくられた半磁器半陶器による器。
インド北東部マニプール州ウクルル県ロンピ村に暮らすタンフル・ナガ族によって受け継がれてきた、非常に独自性の高い伝統工芸。一般的な陶芸とは異なり、ろくろを使わず、風化した岩石(サーペンティナイト/蛇紋石)と粘土を独自に配合した素材を用い、すべて手作業で成形されます。原始的な野焼きの技法で焼成され、藁による焼き締めにより生み出される独特な深い黒色が特徴です。
手仕事の品のため、サイズにばらつきがございます。複数ご購入の場合は、形の揃っているものをお送りするように致しますのでご了承ください。
取り扱い上のご注意:
素焼きの器は吸水性が非常に高く、汚れやニオイが染み込みやすいため、ご使用前に「目止め(煮沸)」をおすすめいたします。
野焼きによる製品のため、使い始めは余分な土の成分が付着している場合がございます。洗浄後は、ペーパータオルなどで数回拭き取っていただくことをおすすめいたします。なお、これらの成分は人体への影響はございません。(試験結果確認済み)
ご使用後は長時間の浸け置きを避け、速やかに洗浄後、しっかりと乾燥させてください。高台(底)を上にして保管いただくことで、カビや破損の防止につながります。
米のとぎ汁での目止め(煮沸)方法:
鍋に器と米のとぎ汁を入れ、弱火で15〜30分ほど煮沸します。乾燥方法は上記を参考ください。
籐巻の部分は煮ると色が変色したり緩くなる可能性があります。籐の部分はお湯につけないよう煮沸することをお勧めいたします。
火と藁の器
ブラックポタリーを見つけたのは、7年ほど前のこと。
友人のインド人建築家が連れて行ってくれた、デリーのクラフト市で、はじめて購入したのが最初に手にしたブラックポタリーだった。
日々手に取るなかで、この器の良さがじわじわと沁みていった。
見た目の静謐さはもちろんのこと、想像以上に軽いこと。
何よりコップに巻かれた籐が、その魅力をさらに引き立てていた。
インドのショップを立ち上げるにあたり、このカップだけは外せないと思った。
調べていくうちに、インド北東部マニプール州ウクルル県ロンピ村に暮らすタンフル・ナガ族によって受け継がれてきた、非常に独自性の高い伝統工芸であることがわかった。
しかし、ネットで検索しても出てくるのは歴史や説明ばかりで、職人にはなかなか辿り着けない。
検索を続け、ようやく手がかりとなる情報を見つけたのは、渡印の2週間前ほどのことだった。早速連絡すると、「工房に来ていいよ」と返事が来る。興奮を抑えきれず約束の時間に工房を訪れたものの、全然来ない。インドあるあるである。
実際に工房を訪れてみると、籐を巻く仕様は職人オリジナルの技法であることがわかった。
さらに焼き方は野焼き。焼成後、さらに藁の中に入れることで、あの独特の黒が生まれているという。
なんたる原始的な技法。
より心を惹かれたのは言うまでもない。
kālahでは、伝統的な形に加え、オリジナルのデザインも制作してもらうことになった。